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【病気発覚”靭帯骨化症”】〜精密検査・初回〜

 

追突事故のMRIで発覚した「靭帯骨化症」。 

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診断後の流れを記していきます。

 

 

 

靭帯骨化症の精密検査〜予約〜

 

「靭帯骨化症」という思いもかけない病気が発覚し、病気の不安と事故の怪我などで混乱状態が続いていましたが、

そうも言っていられないので、

担当医が紹介してくれた、専門の先生がいる病院を予約しました。 

 

「ベテランの先生で、かなり入念に診てくれるらしいので時間がかかると思いますけど、しっかり診てもらってください」

と担当医。

ひとつ不安がよぎったので、担当医に質問しました。

「今回の検査は持病の検査になりますが、保険会社に支払ってもらえるのでしょうか」

 

担当医の返答は、

「あぁ、大丈夫ですよ。

事故の影響も含めての検査ですので」

というもので、ほっと胸をなでおろしました。

 

予約当日。

紹介状とレントゲン、MRIの画像を持参し、名前が呼ばれるのを待っていました。

 

どんな先生だろう。

痛みや痺れが、靭帯骨化症のせいだったら。

手術が必要な状態だったら、今度はさらに専門性の高い医師を探さないといけない。

それに、症状が出ていない限り、自治体による医療費の補助はないので、手術や長期の治療になった場合、治療費の負担も心配。

 

そんなことをもんもんと考えていると、私の名前が呼ばれました。

 

 

 

靭帯骨化症の精密検査〜診察と結果〜

 

先生は、初老のとても優しい雰囲気の方でした。 

状況を説明し終わると、画像を見たうえで、筆や小さい金槌のような器具を使って「痛みや感覚の鈍さ」を確認したり、首や腰、手や指の動きを診ていました。

 

10分ほど経過して、先生が説明してくださいました。

「靭帯骨化症に間違いはありませんが、まだ怪我の痛みが残っていると思いますので、もう一度再検査が必要になります。

怪我の痛みが落ち着く2ヶ月後くらいに予約を取ってください」

 

再検査・・・。

 

事故により刺激が加わったために今までなかった靭帯骨化症の症状が出る場合があるそうですので、事故の怪我が落ち着かないと、正式な診断は難しいようです。

 

ただ、それでも、今回、即手術しなければならない状態ではないようで、そのことを確認できただけでもよかったと思います。

 

 

 

靭帯骨化症の実際

 

2ヶ月後の検査では、怪我の痛みが落ち着いていれば、

靭帯骨化症の発症状況がどの程度か、また、進行しているのか止まっているのか、を調べてもらいます。

 

この病気は、進行の仕方や症状の出方が人によってまちまちで、早く進行する人もいれば、ゆっくりの人もいるし、進行が止まる場合もあるそうです。

症状も、骨化の程度によって神経が圧迫されるとしびれや歩行困難などになる場合もあれば、ひどい肩こりの症状で済む場合もあり、

症例が少なく、原因も治療法もわからないため、難病指定となっているようです。

 

手術をしても治るのではなく、骨化した部分を取り除くけば症状がおさまるわけで、進行を止めることはできないので、その後は「神のみぞ知る状況」という感じがしました。

 

私の場合、かなり脳に近い部分にできているので、手術するとなると難しい手術になりそうな気がして、手術せずにすめば本当にラッキーなのですが・・・。

 

次回の予約を取り、病院をあとにしました。

ひとまず、治療に専念するしかないようです。