ピンチの時にわかる人脈のありがたさ
事故の交渉でも、人脈がものを言います。
今はネットの情報に助けられることも多いけれど、本当の情報かどうかわからない情報や、最新ではない情報などもあり、真実を見極めるのは大変です。
ハローワークや労基署も、結局は地元の出先機関に問い合わせたり、窓口に行って確認し、スムーズにいきました。
下調べとしては、ネット検索は有効ですが、ハローワークなどは地域によって、また担当者によっても違うとのことでしたので、実際に出向くしかありません。
また、例えば、
「弁護士」と検索すると、
一般の体験談風に見せて、実は弁護士事務所のブログや情報ページが上位にわんさと出て、体験者の生の情報にふれることが難しい状況です。
もちろんプロのご意見は参考にはなりますが、実際に弁護士に依頼しようか考えていた時には、公平な目で比較することができず、どこに聞けばいいのか迷子になりました。
体験談は必要だ、と強く感じたことでした。
ただし、やはりネットの情報では限界があります。
動くのは自分。
情報収集や理論武装のためネットは最大限有効活用しますが、
前回の記事にも書いたように、様々な相手と交渉を繰り返さなければなりません。
そこで、力になってくれるのが、身近にいる方々です。
連絡が取れ、今までに私が力をお貸しできたことがある方。
そこそこよい人間関係が出来ている方。
豊富な人脈は大きな味方になる
その中で
保険の知識を持っているプロ
担当者より力を持っている立場の人
弁護士や司法書士など専門職
ネットワークを持っている方
経験豊富な方
その他にも、
「今、こんな状況で・・・」と話すだけで、
「私も」「家族が」「友人が」
と経験を教えてくださったり、紹介してくださったり、と
今回、どれだけの方に助けていただいたかわかりません。
今まで、変な態度取ってなくてよかった・・・(;;)
好感もってもらえていてよかった・・・とつくづく思います。
要するに、これまでの人づきあいがいかに大切か!ということです。
餅は餅屋。いざという時に心強い専門家と経験豊富な知人
保険会社に一方的に打ち切られたあと労災に切り替えたものの、
保険会社の知人から、
「やっぱり自分の人身傷害特約、使えるはずだよ。おかしいね」
とアドバイスをいただきました。
まだ経験が浅い自分の保険担当者に
「人身傷害特約使えるのでは?」と聞いた時、
本人はわからないので上司に確認してから連絡をくれたのだけど、
「相手の保険会社がダメということであれば、うちでも無理だそうです」
との返答。
内心「本当かなぁ・・」
と思いつつも、仕方ないかと引き下がったのですが、
保険会社の知人にアドバイスをもらってから、
再度、自分の保険会社の上層部に連絡をしました。
(この方も、実は古い知人)
事情を説明し、納得がいかないことを伝えました。
すると、すぐ動いてくださり、1時間もたたないうちに担当者からTEL
が。
相手方の保険会社から資料を取り寄せて検討し、また連絡するという内容でした。
やっと一歩進んだことに安堵しつつも、もっと加入者のことを考えて動く担当者になってほしいと、心から思いました。
ありがたいと思ったのは、専門家ならではのアドバイスをくださった、保険会社の知人。
この一件が解決したら、その知人のところで契約し直そうと思っています。
どれだけ加入者のことを考えてくれているか、こういったピンチの時にこそ本当の姿がわかります。
※「人身傷害特約」は、
相手が保険に入ってない場合や歩行中等に自動車事故に遭った場合も補償の対象になっています。
さらに、私のように打ち切られた場合も、支払われる可能性があります。
つけていない方がいたら、ぜひご検討ください。
大切なのは、日頃の付き合い方
とにもかくにも、
日頃から人脈を広げ、人間関係の構築をしておくと、いざという時にこんなにも力になってくれるものであるということを痛感しています。
どこで誰に会っても、お店などでもいつも感じのいい態度を取り、
困っている方がいたら私にできることは全力ですることを、改めて心に決めました。