いよいよ対物担当者との交渉開始。
「保険会社は営利企業、被害者の味方ではない」ことを心得る
保険会社は、あくまでも営利企業。
「できるだけ保険金を払わない」
「早期解決」
を目指しており、相手方の保険会社は被害者の味方ではないので、いたわりの言葉をかけてくれつつも、クールに事務的に攻めてきます。
自分に過失がない場合、自分の保険会社は交渉してくれないため、怪我をしていようと、仕事をしていようと、自分が相手の保険会社と交渉するしかありません。
※参考↓↓↓
さて、車のお値段は・・・
私自身、少し保険の勉強もしていたので、多少知識はありますが、事故の交渉となると素人。知人の保険会社の担当者に助けを求め、知恵をもらいました。
車は、通常、修理ならかなりの額まで保険金が支払われますが、
全損=廃車
となると、その車の今の価値(時価額)+α しか支払われません。
買う必要がないのに、買わなければならなくなったのに、です。
私の車は、購入して6年過ぎており、知人が教えてくれた時価額は・・・
36万円。
中古車も買えまへんがな・・・。
わかってはいましたが、一瞬、目の前が真っ暗になりました。
が、次の瞬間、知人に後光が見えた気がしました。
「交渉次第では、もう少し上がると思うよ」
担当者も人間。
「一度で決めないこと」
「偉そうにしないこと」
「担当者も人間だからね」
電話での交渉前にはシミュレーションをし、備えました。
「リハビリにも通い、治そうと努力している。買い換えるにはとても足りない。本当に困っている・・・」
実際に痛いし、治療にも通っています。
嘘ではありません。
幸い、対物の担当者の方はいい方でした。(・・・と思わせてくれた)
そうして二度の交渉の結果!
倍額とまではいきませんでしたが、倍近くまで増額してくれて、示談成立。
持つべきものは人脈。。。
ということを実感した交渉でした(;;)
・・・しかし、
その金額でも車の買い替えは難しい。
中古車の軽四でも、状態のいいものを探せば、軽く70万円は超えます。
それでも、中古車なので、なんらかのトラブルは想定されます。
車検の時期もまちまち。。。
ネットや自動車会社の人とさんざん探し、
体もしんどい中であれこれ考えることに疲れ果てた私は、
もう、思い切って、新車にした方がましかもしれない、と腹をくくり、
新車のカタログを手に取ったのでした。
とにかく、事故して得することはない。
注意一秒、ケガ一生。
うまいこと言ったものです。
私は、一生のケガまではいってはいないものの、方向転換、軌道修正をせざるを得なくなり、なおかつ、予期しない車の購入 、検討、治療、と多大な時間を奪われることになりました。
スマホ運転、脇見運転、急停車・・・絶対止めるべし!!!
自分の人生も、他人の人生も一変させてしまいますから。