「この人は、運命の人!!」
と思った時、
ちょっと深呼吸をしてみてください。
「運命の人」であると
思い込もうとしていませんか?
いろいろな理由をつけて。
いろいろな理由を探して。
よく会うから。
誕生日が近かったから。
小さい頃同じ地域に住んでいたから。
同じものを好きだから。
理由探しをしていることに気がついたら、
それは
理由探しに過ぎないかもしれないことを
疑ってみてください。
彼が運命の人と思いたいがために、
あらゆる理由を探していませんか?
或いは
「運命の人」を探したいがゆえに
彼を「運命の人」にしようとしていませんか?
逆説的ですが、
「運命の人」を見つけたいなら、
「運命の人」という概念・夢・理想を、まず忘れ去ること。
自分の頭で考える「運命の人」は
実は、本当の意味での「運命の人」ではないかもしれません。
自分の頭で考えていると思っていることは
実は、他からの情報であることが多いのです。
友人・親・きょうだい・ネット・雑誌 など。
頭で考えるのはやめて、
自分の本能を信じる。
自分の本能で感じ、思う。
本能にたどりつくためには、
自分の内側の本当の思いにたどりつく必要があります。
たどりつく方法は、
ずばり、自問自答です。
私は、本当に彼を好きなのか?
なぜ好きなのか?
彼のその態度に納得しているのか?
彼は私を本当に大切にしていると思えるか?
彼のことはおいといて、
私が大切にされるとはどういうこと?
私自身は、私を大切にしている?
私は、私自身に大切にされていると本当に感じている?
・・・
延々と続きます。
ポイントは
詰め寄るのではなく、
優しく問いかけること。
現代人は、自分の外側に溢れかえる情報にアクセスし続けていて、
自分自身との対話を忘れがちです。
本当の答えは、私が知っている。
の”私”は、
自分自身の「内なる思い」「内なる声」です。
思い込むのではなく、
感じ、思う。
五感と六感で。
たまには一人で自然の中に立ち、風を感じ、自然の匂い、木々や川の流れを楽しむ。
動き、感じる。
五感を刺激しながら自分自身を感じる時間を作ることによって、
自分の本当の思いに気づき、
概念の「運命の人」ではなく、心底自分が納得できる相手を見つけることができる、
そう思います。
他人とつながる前に自分自身とつながってみることを、
他人に意識を向けるのを少しやめて、
自分自身に意識を向けることを
強力におすすめします。